クロアチアの首都ザクレブに到着しました。
重厚な歴史建築の間を縫うようにカラフルなトラムが走り、公園には四季の花々が美しく彩りを添える、クロアチアの首都ザグレブ。
ノスタルジックなオーストリア・ハンガリー帝国の香りとともに、ゆったり流れる時間に身を任せました。
聖マルコ教会 旧市街のランドマーク 15世紀に建てられたというロマネスクとゴシック建築の教会。屋根に施された
クロアチア王国、ザグレブ市、スラヴォニア地方の紋章モザイクが特徴的。
ドラツの青果市場 四季折々、カラフルで新鮮な野菜や果物が並び、地元の買物客で賑わう市場。
ハンドメイドの木製品やレース編みなどの土産も揃う。併設する魚市場にはアドリア海の新鮮な
魚介類がたくさん。
聖母被昇天大聖堂 母マリアと聖ステファンを祭り、二つの鐘楼を持つ建物。13世紀に建てられ、19世紀に建築家ヘルマン・ボレーにより、現在の美しいネオゴシック建築に修復された。
ミロゴイ墓地 ザグレブ市内の多くの建築を手がけたヘルマン・ボレーの設計で、アーチ、モザイクの床などの装飾が見事。ユーゴスヴィア時代の著名人の墓も多い。
世界旅歩きでも紹介されましたが、世界で一番短いケーブルカーです！
スロベニアノのブレッド湖に移動です。「アルプスの瞳」と讃えられる美しいレイクリゾート。
ブレッド島 ブレッド湖に浮かぶ孤島。ブレッド島にはブレトナ（手こぎボート）で移動します。
聖母被昇天教会 鐘が鳴れば願いが叶う教会。
ブレッド島に立つ17世紀バロック建築の教会。内陣前にある重い鐘を鳴らすことが出来れば願いが叶うという伝説がある。
重かったけど、鐘を鳴らすことが出来ました(^^)
ヨーロッパ最大規模を誇るカルスト鍾乳洞 ポストニア鍾乳洞
スロヴェニアに8500以上あるカルスト地形の鍾乳洞の一つ。何百万年もの歳月かけて形成された全長21㎞の大鍾乳洞で、その規模はヨーロッパ、美しさでは世界一とも言われる。
大昔には火を噴くドラゴンたちが棲んでいたという伝説が残っている。
再びクロアチアに戻り（国境ではパスポートのチェックがあります）オパティアに泊まります。
アドリア海に面した美しい街でした。
アドリア海に沈む夕陽です(^^)
次の日は「プーラ」に移動して、数々の遺跡が残る古代ローマ時代の要衝を訪れました。
1世紀に建設されたローマ帝国時代の円形劇場で、当時は闘技場として使用されていた。
セルギ門 旧市街の入り口に立つ、コリント様式とヘレニズム様式の石門。紀元前1世紀、プーラの有力者だったセルギ家によって建設された。
アウグストゥス神殿 現在もイストラ最大の街として、この地方の観光拠点となっている。
この後、3時間以上かけてエメラルドグリーンの湖が点在する世界遺産の森「プリトヴィッチェ湖群国立公園」に移動です。
切り立った渓谷に16の湖と90以上の滝が点在する国内屈指の景勝地！
公園のシンボルプリトヴィッチェ滝へ。約78mの高さから流れ落ちる、国内最大の滝。源流プリトヴィッチェ川から、コロナ川に注いでいる。水量が増す春と秋が見ごろ。
上湖群と下湖群に分かれていて、散策でも2日間は必要かも。
「トロギール」 スプリットの西25㎞ほどにあり、期限はギリシャ時代まで遡る古都。城壁に囲まれた小島に石畳の路地が複雑に入り組み、教会や塔、宮殿など
風格のある建物がひしめき合う。1997年に世界遺産に登録された街です。
「スプリット」 ザグレブに次ぐクロアチア第２の都市。古代ローマ皇帝が造った1700年前の遺跡と、そこに住む人々の営みが渾然一体となった不思議な街並み。
世界でも珍しい歴史をもつ旧市街は不思議な情景を作り出し、世界遺産に登録されている。
宮殿の大聖堂。もともとはディオクレティアヌス帝の霊廟として建てられたもの。８世紀ごろ大聖堂へと造り変えられた。
ペリスティル 列柱に囲まれた美しい中庭。皇帝の住居への入り口。
広場では「ローマ兵」とも戦った(^^) 彼等は優しくてチップを払うと機嫌良くポーズを決めて、写真に納まってくれました。
中世にタイムスリップ ロマネスクとゴシック建築にバロック様式とネオルネッサンス、アールヌーボなどの建物が混在している街並みを散策です。
男声合唱の力強いハーモニーのアカペラ集団「クラパ」その歌声にしばし聴き入りました。
グルグールの像 宮殿の北側に立つ巨大な像。グルグール司教ハ10世紀にクロアチアのラテン語化に抵抗し、スラブ語に貢献した人物。
クロアチアの英雄の１人で、像の左足の親指に触ると幸運が訪れると言われる。
マルヤンの丘まで階段を歩いて登り、その絶景を堪能しました！
今回の最終目的地「ドゥブロヴニク」です！ 城壁に囲まれた「アドリア海の真珠」
クロアチアの南端、アドリア海に面した街。古くから海洋国家として栄え、長きに渡って独立を貫いてきた希少な街でもある。
城壁に囲まれた世界遺産の旧市街には中世の面影が色濃く残り、この国屈指の観光地として多くの人を迎えている。
プラツァ通り 200mほどのメインストリート。通りの両側にはカフェや銀行、みやげ物店などが並び、一日中観光客で賑わっている。
オノフリオの大噴水 ナポリのオノフリオ・デッカ・カヴァガ1438年に造った大きな噴水。12㎞離れた源泉から水を引き、市内２カ所に噴水が設けられた。
ルジャ広場 旧市街の中心にある美しい広場。聖ヴラホ教会
ロヴリイェナツ要塞 ボカール要塞の対岸に見える要塞。海抜37ｍの岩山に立ち、海と陸の双方から街を守る役目をした。
要塞から見る旧市街はいかにも頑丈そう。
旧市街で食べた「ロブスターパスタ」と「イカ墨リゾット」は絶品でした(^^)
旧市街は断崖と城壁で完璧に守られています。
ミンチェタ要塞 城壁の中で最も高所にあるのがこの要塞。街を一望する絶景が待っている。
今回の旅行はお天気にも恵まれ、本当に思い出深い旅となりました。旧ユーゴスラビアからの独立戦争は悲惨を極めましたが、その後民族毎に復活し、今に至っております。
美しいアドリア海に面したこの街が、いつまでも皆に愛される街であって欲しいと思います。
